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【FF14】坂口博信さん、ここ1年半くらいFF14しかプレイしていないと明かす。ヒカセンたち「めちゃくちゃハマってる」「FFと坂口さんファンとしても見ていて楽しい」
https://jp.ign.com/fantasian/66171/feature/ff
クラベ:ひとつ大事なタイトルを忘れてたんですけど、最近の日本のゲームといえば『ファイナルファンタジーXIV』も非常に大きいのかなと思いますけど、それも含めて坂口さんにも教えていただければと思います。
坂口:たぶん今気を使って言ってくれたと思いますけど、クラベさんが言う前に僕がそういう答えを今、用意してたんですよ(笑)。
クラベ:やはりそうでしたか(笑)!
坂口:ふふっ。この1年半くらい、「XIV」しかやってないんで……(笑)。
1日、多いときは12時間くらい、毎日プレイしてたので、『ELDEN RING』とかについて「素晴らしい! やった方がいい!」という話を聞くんですけど、……やってる時間がないんですよ(笑)。
クラベ:ゲームの開発で忙しいから……ではなくて(笑)。
坂口:まあ、やっぱり作り手としては自分が「面白い!」と思うもので遊んでいたいので、それもまたひとつの、自分が生み出すエネルギーになるところがあるので、やらなきゃいけないなと思いつつ……すみません、「XIV」しかやってません(笑)。
クラベ:MMORPGというジャンルは元々、海外から始まった流れであり、タイトルとしても海外のものがメインという時代がずっとあったなかで、坂口さんはいち早く「XI」を当時発案されていると思いますが、この「XIV」が初めて「今一番熱いMMORPGは日本のゲームだ!」といえるゲームだと思うんですよね。
理由はなんだと思いますか。
坂口:ディレクターの吉田(直樹)くんも言ってますけど、「FFXIV」は「ファイナルファンタジー」のテーマパークなんですよね。
それをコンセプトでやっていて、そういう意味で言うと、MMORPGのふりをしてるけど、あれはちょっと違って、過去35年の「ファイナルファンタジー」の世界観・キャラクターすべてを使ったディズニーランドみたいなものなんです。
だからちょっとそういう意味では存在が違って、もしかしたら新ジャンルなのかもしれないですよ。
MMORPGの上にもうひとつ上澄みのある、「テーマパークMMORPG」みたいなもので、それが受けたんじゃないですかね。
特に最初のFFから「VI」までのキャラクターとか、天野さんの絵がそのままボスなどで出てきて、植松(伸夫)さんの曲のアレンジ版が流れますから、もう、それだけで「最高!」という感じですね。