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FF16によくある批判の誤解
FF16によくある批判の誤解
●キャラクターが地味、魅力がない
・元々FFはキャラが売りのゲームではない
・FF1は主人公たちが無口でキャラクター性が皆無
FF2・FF3も主人公たちがあまり喋らずキャラクター性は薄め
・野村哲也がデザインをするまで派手な凄い人気キャラはいなかった
・鳥嶋和彦の証言
https://news.denfaminicogamer.jp/projectbook/torishima/2
鳥嶋氏:
ただ、『V』からは『ドラクエ』のようにタイアップで始めてみたんですよ。ところが……全くウケないんだね。
やっぱり、『ドラクエ』は鳥山さんの絵があるから、それだけでキャッチーだったんですよ。
――まさに、鳥山さんを絡ませた判断は大当たりだったという話だと思いますが、でも当時のFFって
いまも語り継がれる天野喜孝さんの絵だったわけですよね。
鳥嶋氏:
でも、ジャンプではウケなかった。結果『FFV』の売上は前作の2.5倍になったんだけど、最初誌面での人気は
もうボロボロ。それで、坂口と話して「このままじゃダメだね」となったの。
●自由度が低く一本道
・元々FFは自由度はあまり高くない
・人気の7・10も一本道
・16開発前にリサーチしたらオープンワールドを望む声は少数だった(吉田直樹談)
●ストーリーが暗い、残酷
・初期も偶数ナンバリングはそうだった
FF2 キャラが次々に死亡 大戦艦・竜巻で多くの町の住民が死亡(最終的に町ごと壊滅)
FF4 ミシディアへの略奪・殺戮 ダムシアンが爆撃されアンナ・兵死亡 仲間が次々に自己犠牲(子どもキャラまで)
最初から崩壊状態のエブラーナ エッジ両親がモンスターに改造される
FF6 冒頭ナルシェに侵入し住民を魔導アーマーで倒す 操られたティナが大量の帝国兵を倒す回想
セリスが拷問される ケフカが毒でドマ虐殺 ティナ親子が帝国に捕獲される
ケフカが遊ぶように幻獣を魔石化 ケフカがレオ将軍に剣を突き刺し死なせる
ケフカが遊ぶように三闘神で皇帝を倒し落とす 世界崩壊時に人が落下したり陸に押し潰される描写
世界崩壊で世界中の人々が死亡 シド死亡(回避可) 息子に酷い言動を放つガウ父
ドットな為ソフトに感じられたがリアルなグラフィックで描くと残酷な映像になると思われる
●売上が低い、FF離れ
・元々FFは初期の頃は国内売上130万本程度
・ドット時代は海外で売れなかった(坂口博信談)
・現代はダウロード購入が主流。パッケージ購入者は少数派
・FFは海外売上の比率が圧倒的に高い(FF15 総売上=1000万 日本売上=109万(パッケージ版))
日本のパッケージ版購入者は少数派の中の更に少数派
・PS5独占の為、ハード普及度が低い
FF15 初日で500万本 PS4(5000万台)+XboxOne(2000万台)
FF7R 3日で350万本 PS4(1億1500万台)
FF16 6日で300万本 PS5(3800万台)
・人気デザイナーの野村哲也の力に頼っていない
●女子ウケが悪い
・野村哲也がデザインするまで元々FFは女性にそこまで人気な作品ではなかった
●ファンタジー路線はウケない
・元々FFの原点はファンタジー路線
・14は世界で大ヒットしスクエニの収益の柱に。歴代FFで一番稼いでいる
・エルデンリングなどが大ヒット