【FF14】7.0BGMはジャズ調のものが多い!BGM発注担当者は石川夏子さんと判明、ジャズというジャンルにした理由も語られる

【FF14】7.0BGMはジャズ調のものが多い!BGM発注担当者は石川夏子さんと判明、ジャズというジャンルにした理由も語られる

【FF14】7.0BGMはジャズ調のものが多い!BGM発注担当者は石川夏子さんと判明、ジャズというジャンルにした理由も語られる

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パッチ7.0BGMはジャズ調のものが多い

◆パッチ7.0メディアツアー記事より

[インタビュー]「FFXIV: 黄金のレガシー」のリリース間近。吉田直樹氏に新ジョブや新フィールドなどのコンセプトなどを聞いた


4Gamer:
分かりました。あと,今回はBGMがすごくジャズ調のものが多いですよね。これはやはり今回の世界観に合わせたものなのでしょうか。

吉田氏:
世界観というより,繰り返しになってしまいますが,さまざまな民族,さまざまな価値観や思想,宗教観,死生観というものが今回多数登場します。

こうした要素をイメージした際に,たくさんの楽器や歌も含めて,セッションとして音楽ができ上がるジャズというジャンルの曲はどうだろう,と考えたとのことです。
ここはサウンドの発注を担当している石川夏子(シニアストーリーデザイナー )と祖堅正慶(サウンドディレクター)がチャレンジした成果がトライヨラに出ています。

僕は,これがめちゃくちゃハマっていると思っていて,音楽として聴けばメロディーとして聞こえてくるし,意識しなければ街のガヤにも聞こえてくる,そんな心地良さみたいなところがすごく出せていると思います。
飽きも来ないし,邪魔をしないけど,ちゃんと聞こうと思えば聞けるという素晴らしいところに落ちているな,と。
ほかにも冒険が進んでいくと,いろいろなジャンルの曲は出てきますので,BGMも楽しんでいただけると嬉しいです。


「FFXIV: 黄金のレガシー」メディアツアーインタビュー


「黄金のレガシー」では明るくムーディーなジャズが世界を彩る


――今回フィールドや街の曲がジャズ調だったりと、BGMも今までとはだいぶ雰囲気が違いますね。このBGMのプランは吉田さんから提案されたんですか?

吉田氏:
「漆黒のヴィランズ」くらいからは、石川夏子(編集部注:シニアストーリーデザイナーの石川夏子氏)がBGMの発注を担ってくれており、石川から祖堅(編集部注:サウンドディレクターの祖堅正慶氏)に伝えるという形で行っています。

僕はどちらかというと、サンプルが上がってきた時に確認してフィードバックするか、現場が悩んだ時に相談に乗る、という感じが多いです。

今回は南国でバカンスというところから始めたかったのと、楽器がたくさんあって、にぎやかだったり寂しかったりという感じを表現しています。

僕は音楽の専門家ではないからうまく表現できませんが、ジャズを聴いていると、後ろでずっと流れていても気にならないけれど、耳をそばだてて聞けばそれぞれの旋律がセッションして曲として聞こえる。
多民族でガヤガヤして、でも耳なじみがよくて、その辺りを意識して作り始めたと言っていました。

珍しかったのですが、今回のトライヨラの曲についてエピソードがありました。

実装されたもののチェックで、とてもしんどいタイミングに入ってきた頃に、「聴いてくださいこれ、これが今回のタウンの曲なんですよ!」と石川から連絡が飛んできて。
「おー、これはいいね!」と伝えると、「でしょ? へへ!」みたいな感じで、ハマった感があったんでしょうね。ほっこりしてチェックに戻りました(笑)。

テーマや雰囲気に合わせて、祖堅のまた意外な一面も見えると思います。

「FFXIV」の楽曲は、ゲームデザイナーからきちんと発注していますが、「新生」の時にはできるだけ王道、だけど地域によって主になる楽器を変えようというコンセプトでやっていて、こういった拡張毎のテーマ決めという方法は、いい感じに受け継がれていると思います。

―多民族が、楽器のジャムセッションみたいな意味になっているんですね。

吉田氏:
そうです。メディアの皆さんにも新鮮に感じていただけたんじゃないかと思っています。

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